保険の整理

保険の整理

<生命保険>

一家の働き手の不慮の事故に対する収入面の保全策が基本ですから、現役の働き手であればその収入と保有する資産、および家族の働き手への依存度を勘案して保険料を決めます。子供が就学中か、独立しているか、配偶者も就業しているか、既に保有資産は十分かなどを考えて、不足する分の考えて保険料を適宜見直していくのです。

子供が就職直前の環境が保険料もピークでしょう。それ以降は追加は不要。減額できればしてもよいが、損得があるので普通は維持する形になります。維持の期限は60歳。今時なら65歳という選択もあるでしょう。

残された配偶者の生活保障の意味で保険医は要り続ける人もいますが、遺族年金もあるので、それほど深刻ではありません。

<相続対策の生命保険>

どういうわけか、60歳、65歳を過ぎても生命保険に入り続ける人もいますが理由は変わってきます。資産にかかる相続時の税金対策。でもこれは危険です。相続する気があるなら、自分が死んで否応なしの相続でなく、生きている間に少しずつプラス会社化などの施策でやることです。

<葬儀費用のための生命保険>

生命保険は必要ありません。葬儀費用をまかなえる分だけ。豪華な葬儀をお望みなら葬式保険(そんなものは無いでしょうが)のつもりで掛け捨てに入ります。互助会でもいいか。

質素でよければ特に何もしなくていいでしょう。互助会ぐらいは入っていてもいいでしょう。全国の互助会はつながっているので特に束縛を受けるものでもありません。



<医療保険としての生命保険>

高齢化が進んで今の主流。しかし、統計的に見て決して元は取れないという資産が新聞などで紹介されている。特に高度医療は無理。医学の世界も変わるので目論見どおりには進まない。

医療保険。日本には高額医療に対する支援制度がありますから本来は不要です。それに医療保険も上限はありますから。保険金狙いで病気・怪我でもしない限りはなかなか思ったとおりには現金は手にできないものです。

どこかの資産では、口座に200万円を医療用と決めて手付かずでプールしておけばまず安心だろうと。これはファンド何度で運用してはいけません。短期の定期を更新していざというときh赤い約して使います。勿論普通預金でも構いません。

金は保険に使わないで健康維持活動に使うことです。

それに、健康保険(国民健康保険、厚生年金保険)で既に保険料はほぼ強制的に支払いをやっているのです。これを使わないと大損です。



<損害保険>

住宅保険(火災・地震)、家財保険、自動車、高額品の保険、いろいろですね。これらはかけた保険料に対して高い比率で戻るか、掛け捨てなら小さい金額になりますから、あえて解約する必要はありませんが、子世代との重複が無いか。あるいは資産の処分の可能性について検討しておくことが重要です。

30

365

人気の投稿