相続

相続

相続人へのアンケートの結果では相続額は期待したほどではない。ということだ。親から子への相続で、その金額が小さくても問題は深刻でない。しかし、高齢の夫から高齢の妻が相続する場合は、妻の生活設計のベースになるだけにあまりに少なければ問題だ。

妻は夫の年金をもらえるのか。夫婦単位で見るならどうせ減額になるのは間違いない。不足分は資産を食い潰しながら生きるしかない。

夫が妻にいくら残すことができるか。

事前に把握して、何が必要か分かって置けば夫も妻も安心だろう。

妻から夫が相続するケースも考えられるが、妻に資産があれば同様の発想が必要だ。妻の年金がなくなるのもインパクトになる。妻が先立つ場合は金よりも、生活そのものが問題になる。

夫が書くエンディングノートと妻が書くエンディングノートはずいぶん違ったものになるだろう。



安全な有価証券に換える

相続を考えると、不動産などは減らしておくべきだ。不動産のほうが安心できる。そういう心理状態もあるが、主がいなくなった不動産は始末が悪い。

有価証券(ファンド)での運用をファンド会社は進める。ファンドは始末が良いがリスクは増す。人は間違えるから。

人生、手に入れたものは全てリリースしてあげなければいけない。

エンディングってそういうことだね。

生への執着でなく、欲からの解放。

30

365

人気の投稿