老後資金・自分年金の作り方
英国のISA制度に倣って日本版ISA(NISA:ニーサ)制度が既に始まっている。以前から財形貯蓄の制度もあったが、現金の積み立てはインフレなど環境変化を受けやすいリスクがあるので市場連動型の制度が必要。確定拠出型年金でもよいが、より一般的に取り扱えるのがNISAだろう。
下手な保険に入るなら積み立てに回すべきだ。
給与の20%を回す。額面で回すと死ぬときは手取りでも止むを得ないだろう。
- 長期積み立て投資ファンド=10%:老後資金・自分年金用。適当に分散させる。
- 積立貯金/天引き貯金=5%:ライフイベント用。余裕があれば増やしてよいし、余裕分はファンドなどで保有しても良い。
- 保険(掛け捨て部)=3%:貯金より多くしないこと。家族ステージで見直す。
一番大事なことは、新入社員・就職直後から始めることだ。投資ファンドは早ければ早いほど効果的だ。
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定年を迎えてしまったら?
ここが大事。準備が十分な人は何も余計なことはしないで、年金(厚生年金、企業年金、国民年金)と配当金で十分でしょう。
準備が不十分な人。実は十分かどうかは誰も分かりません。だから多くの人は不十分だと考えてしまいます。それで余計なことを考えて、余計なことをしてしまいます。ここが大問題。投資がギャンブル的になります。準備不十分は投資経験も少ないということですから危なっかしい投資になります。
やるべきことは、(1)徹底した節約。(2)アルバイト。(3)0円ビジネス(趣味的アルバイト)
(3)は楽しみを加味して最低限の潤いを確保する。
結局、
準備不足で定年を迎えたら、それはもう手遅れですから地味にやるしかありません。海外旅行、高級乗用車、別荘、貴金属・絵画美術品などは、グレードを落して何か一つを年1回ぐらいに絞りましょう。上手い話や不慣れな投資ギャンブルに手を出すと次は地獄が待ってます。
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